続:インタビュー「男性の育児休業」取得、第一号!
社内男性で育児休業を取得した第一号の神谷さんにインタビューの続編です。
>取得したのは2021年10月から、期間としては3ヶ月ほど取得しました。
育児休業に入るタイミングを有給休暇で調整する相談にものってもらいました。
>初めての育児で私も妻も手探り+ネット検索の力をフル活用して子の世話に臨みました。
妻が夜中に授乳の準備をしている間、オムツ替えをしたり顔を拭くためのガーゼをセットしたりと自分なりに妻の負担を半分でも支えられるようにしていました。
「家事やってます!みて!」という態度にならないように細心の注意を払いました(汗)
>会社からの規定研修の受講時期と育休の時期が被ってしまい、書類のやり取りなどに少々慌てることがありました。しかし、ウェビナーの文化が広まってきていたこともあり、結果的には問題なく自身のスキルアップと育児を両立することが出来ました。
子どもの成長に関しては、生まれてすぐのころから毎日少しずつ表情の変化があり、すぐそばで見守ることができたのはかけがえのない時間だったと感じています。
>「これは自分が頑張ってやらなくてもよいこと」を妻と相談して明確にしておけばよかったなと感じています(笑)。全部を一生懸命やろうとして疲れがでてしまうこともありましたが、得意な事や無理なくできることをお互いに共有しながら分担できるといいなと感じました。
>保育園が決まっておらず、復帰にあたり妻の負担が増えてしまう事など心配事は尽きません。弊社ではスケジュールの調整など協力してもらえる体制が整っていることはとても心強く思います。
また、自分の体力がどのように変化しているかがとても不安でした。自転車移動、お客様の自宅で一緒に運動、全身ストレッチの介助など身体を動かす仕事が主なのでついていけるかなと考えていました。少しずつペースを取り戻していき、今では以前と変わりなく楽しく訪問できています!
ほとんどが女性の職場であり、入職からいままでは産休・育休期間を支える一戦力として働いてきましたが、いざ自分が支えてもらう立場になると改めて事業所のスタッフの存在が大きく感じました。今回の経験を通して、これからも「困った時はお互い様」の精神を大切に日々の業務に取り組みたいと思いました。
>子供の成長をすぐ近くで見ることができることができとても幸せです。生まれたばかりで目も見えないような子が、両親を目で追うようになったり、声をだして訴えるようになったりなど、日々の小さな成長に気づくにはゆっくりと一緒にいる時間が本当に必要だと思います。
パパママ教室などでもよく話される「出産直後の子の世話をしない夫に対する愛情の変化」のグラフの恐ろしさは考えさせられるものがありましたので、一度目を通すことをお勧めします(笑)。
社会の方針としても働く男性たちの権利としてさらに育休の取得率があがり、幸せな笑顔の家庭が増えるといいなと思います。