筋力トレーニング

筋力トレーニングが必要な方の例

• 怪我や病気で活動量が低下してしまった方。
• 加齢に伴い足腰が弱ってしまった方。
• 転ぶこと、転びそうなことが増えた方。
• 立ち上がるのがつらくなってきた方。

筋力を強化するために必要なこと

筋力トレーニングをするだけではなく、十分な休息や栄養摂取が必要です。
休息
毎日の筋力トレーニングは負荷が高すぎる可能性があります。
適度な休息も重要ですので、運動と休息のバランスもアドバイス致します。
筋力トレーニング
ご利用者様の身体の状態に応じて、必要な運動種類、回数、頻度を設定し実施します。
スクワットなど自分の体重を利用する運動や、ゴムチューブなどの物品を利用する運動等があります。
栄養
筋力を増強するには十分な栄養摂取が必要です。
食事状況、体重、あるいは血液データなどから栄養状態を把握します。
食事に不安のある方は摂食・嚥下のリハビリテーションも受けられます。

筋力トレーニングの目的、期待される効果

• 基本動作能力、歩行能力、日常生活動作能力の維持向上を図ります。
  各動作の安定性が向上し転倒予防や怪我予防になります。
  家事や階段の昇り降りが楽に行なえるようになります。
• 行動範囲の拡大を図ります。
  筋力を強化し、各動作能力が向上することで、外出がしやすくなります。
  また、趣味活動の継続や再開も期待できます。
• フレイルサイクルへの移行を予防します。また、フレイルサイクルからの脱却を図ります。
  筋力が衰え活動量が低下してしまうと、さらに筋力が衰えていきます。
  このような悪循環をフレイルサイクル（下図参照）と呼びます。